秋合遺跡(藤枝市)
秋合古墳群(あきあいこふんぐん、あきあわせこふんぐん)【藤枝市】
藤枝市南駿河台1丁目(南新谷)の秋合古墳群は、丘陵上に密集して築かれた古墳23基で構成されています。
海抜55〜75mの丘陵尾根に分布する秋合1〜17号墳は、昭和53年(1978年)4〜8月に南新谷古墳群 秋合支群(みなみあらやこふんぐん あきあわせしぐん)として発掘調査を実施。
小規模な古墳だけで構成されており、在地型の群集墳と呼ばれます。
丘陵先端部に分布する秋合18〜23号墳は、国指定史跡 志太郡衙跡(しだぐんがあと)がある御子ヶ谷公園(みこがやこうえん)東側の緑地に、未調査のまま現状保存。
残存する古墳6基は、丘陵の尾根に築かれた円墳2基と東側斜面の4基。
古墳時代後期(6世紀末)から古墳時代終末期(7世紀)頃に、築かれたと考えられています。