湧玉池(富士宮市)
湧玉池【富士宮市】
湧玉池は富士山本宮浅間大社の境内にある霊泉で富士山の雪解けの水が溶岩の間から湧き出るもので水温は摂氏13度、湧水量は1秒間に3.6キロリットル湧き出しており、年中殆んど増減がありません。
昔から富士道者はこの池で身を清めて六根清浄を唱えながら登山するならわしになっています。
平安時代の歌人平兼盛は、「つかふべき数にをとらむ浅間なる御手洗川のそこにわくたま」という歌を詠んでいます。
平成20(2008)年に環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれています。