代信寺(富士宮市)
代信寺【富士宮市】
代信寺は山号は滝戸山、日蓮宗の寺院です。
慶安2(1649)年に建立されました。
明治の廃仏毀釈で廃寺となった宗持院から山本勘助の父貞幸と母安女のものと伝えられている木像があるそうです。
杉田用水水源地(富士宮市)
杉田用水水源地【静岡県富士宮市杉田】
雨水に頼る生活をしている檀家の人々のために、恩知養宗和尚(安養寺住職)は、安養寺から500メートルほど離れた不動堂の近くの湧き水から水を引く、用水路開削計画を立てた。
1861年に工事開始、最初は寺山の木を売って人夫を雇い工事を進めたが、その財源もなくなり、和尚一人で掘り進めた。
地元の人々からは、乞食坊主・気違い坊主と罵られ、それでも苦労の末、ついに隧道を完成させたのです。
杉田用水は水量が少なく、灌漑用水には不向きでしたが、杉田から久沢新田にかけての百戸余りの生活用水として、戦後まで利用されていました。
(OUTER NETWORK HPより抜粋)
杉田中村遺跡(富士宮市)
江戸時代に縄文時代後期の土偶が出土!! 杉田中村遺跡(静岡県富士宮市杉田466 安養寺)
富士宮市の安養寺(あんようじ)には、江戸時代末の杉田用水の工事の際に杉田中村遺跡で発見された、縄文時代後期の土偶が所蔵されています。
市指定文化財の土偶は、腰にベルトのようなものを巻いた女性の姿です。
曹洞宗 般若山 安養寺の地図
TEL 0544‐26‐3723
駐車場あり
杉田中村遺跡出土 市指定文化財 土偶
安養寺(富士宮市)
安養寺(あんようじ)山号:般若山【静岡県富士宮市杉田】
狸が僧に化けて修行したという伝説が残る般若山安養寺は、『狸寺』の通称で親しまれています。
開創は783年とされ、1231年に臨済宗、1528年には曹洞宗に改められました。
戦国期の文書によると、当時の地頭であった富士図書助から、田畑四貫百文や山屋敷などを寄進されたそうです。
今川基元・氏真からも保護を受け、1562年には、軍隊の乱暴から免れるための立て札である『制札』を下され、1567年には祈願所に指定されました。
1590年、豊臣秀吉からは朱印地七石を安堵され、その後明治維新まで継続しました。
天正18年(1590)12月28日、豊臣秀吉から朱印地7石を安堵され、以降、明治維新まで継続。
江戸期は、7年ごと年頭賀儀のため江戸城へ登城、殿中御次の間で式礼した。
登城のさい用いられたカゴが保存されている。
幕末には22世恩智養宗が、不動滝付近から用水路を開削し、杉田用水を引水。
このとき縄文後期の土偶が発掘され、市指定文化財となっている。
(富士おさんぽ見聞録・OUTER NETWORK HPより抜粋)
山王遺跡(富士宮市)
山王遺跡(さんのういせき)【富士宮市・弥生時代】
東名高速道路の下り線、富士川サービスエリアのところに山王遺跡があります。
この遺跡からは、縄文時代の終わりごろの土器と、この地方で最初の弥生土器が発見されました。
表面に貝殻で斜めに引っかいたような模様のつけられた土器で、現在の愛知県あたりで始まり、東の地方に広まったものです。
なお、これと同じ土器は富士宮市の渋沢遺跡でも発見されていますが、ともにまだ稲作が行なわれていた様子は見つかっていません。
浜松店053-453-6541
静岡店054-251-1728