大鹿窪遺跡(富士宮市)
大鹿窪遺跡(おおしかくぼいせき)【縄文時代草創期の遺跡のひとつ、国指定史跡】
静岡県富士宮市にあり、国の史跡に指定されている。
この時代より古い遺跡は数多くあるが、定住集落跡の例としては、日本最古級であるとされている。
14基の竪穴状遺構が半円形に配置され、また集石遺構、配石遺構なども見つかっている。
遺物としては2万点以上の石器・土器が発見されています。
出土遺物は、縄文土器と石器を中心として26,000点に及ぶ。
土器は、押圧縄文系、隆線文系、爪形文系等の草創期の土器が主体を占め、出土石器は、石鏃、尖頭器、有舌尖頭器などの狩猟具や、植物利用に供された石皿、磨石、敲石などがあり、草創期を特徴づける矢柄研磨器も出土した。
(Wikipedia・文化遺産オンラインより抜粋)