船久保遺跡(富士市)
船久保遺跡(ふなくぼいせき)【富士市今泉・奈良・平安時代】
奈良・平安時代は律令時代とも呼ばれる法律で国を治めた時代です。
大化の改新(645)で蘇我氏が滅びると社会のしくみは大きくかわりはじめました。
唐の政治や文化を取り入れて律令という法律によって国を治め、天皇を中心とした中央集権の国づくりがはじまりました。
大宝元年(701)に制定された大宝律令によって法治国家への第1歩をあゆみはじめました。
市内にはこの時代の遺跡は比較的多く、現在30遺跡が知られています。
この中には300軒近い住居跡や倉庫群を検出した伝法の東平遺跡をはじめ、鷹岡の川坂遺跡や天間代山遺跡、沢東A遺跡・沢東B遺跡、今泉の舟久保遺跡、原田の宇東川遺跡、増川の宮添遺跡、大渕の岩倉B遺跡、鈴川の三新田遺跡、柏原の柏原遺跡などがあげられます。
(富士市立博物館HPより抜粋)