大乗寺(御殿場市)
大乗寺【御殿場市】
大乗寺の創建は文明元年(1469)心蓮社光誉上人によって開かれたのが始まりと伝えられています。
元禄年間の地震により本堂が倒壊し明和8年(1771)から天明6年(1786)にかけて棟梁、江戸大工平内大隅の手により建築され立川富昌によって欄間や内陣、外陣の彫刻がなされています。
境内の整備が整ったのはさらに数十年後といわれています。
本尊は当地を開拓した伊野八郎左衛門が寄進した善光寺型の弥陀三尊。
境内には小堀遠州の流れを汲む遠州流の庭園や豊臣方の武将杉伊賀守の墓などがあります。
(静岡県:歴史・観光・見所より 抜粋)