安久路古墳群(磐田市)
安久路古墳群(あくろこふんぐん)【磐田市】
磐田市西貝塚の安久路古墳群は、古墳時代中期(4世紀末〜5世紀)に築かれた円墳4基で構成されています。
安久路丸山古墳(安久路丸山1号墳)は、直径約47mの円墳です。
安久路丸山2・3号墳は「ヤマハ発動機 西工場」敷地内に保存。
安久路丸山2号墳は、葺石を有する直径約26mの円墳。
木棺直葬の主体部(埋葬施設)から、鉄製のよろい・かぶと(長方板革綴短甲・三角板革綴衝角付冑)が発見されました。
安久路丸山3号墳は、葺石と埴輪を有する直径約27mの円墳。
木棺の周囲を粘土で覆った粘土槨(ねんどかく)の主体部からは、鉄製のよろい(長方板革綴短甲)と銅鏡が出土。
安久路丸山4号墳は消滅しています。