経塚古墳(連城寺8号墳)(磐田市)
経塚古墳(連城寺8号墳)【磐田市】
磐田市新貝の経塚古墳(連城寺8号墳)は、曹洞宗 三白山 連城寺の南側にあった古墳時代前期(3世紀後半から4世紀初め頃)の前方後円墳です。
経塚古墳は全長約90m、後円部径約54mで、前方部を南南東に向けた前方後円墳でしたが、明治18年(1885年)頃の東海道線附設工事で削平され消滅。
直径約4mの拳大の石を積み上げた経塚があったことから、経塚古墳と名付けられています。
墳丘上にあった「平清盛・平重盛の供養塔」は、連城寺墓地に移されました。
主体部からは、多量の朱と銅鏡(三角縁四神四獣鏡(三角縁神獣鏡)、直径22.2cm、重量1,053g)1面、鉄刀2口が出土。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドより 抜粋)