銚子塚5号墳(磐田市)
銚子塚5号墳(ちょうしづか5ごうふん)【磐田市・国指定史跡】
磐田市寺谷の国指定史跡 銚子塚古墳(ちょうしづかこふん)は、12基の古墳(前方後円墳1基、前方後方墳1基、円墳10基)で構成された銚子塚古墳群の5号墳です。
葺石(ふきいし)・周溝あり。
明治13年(1880年)に後円部の中心が乱掘された際、地表下3mの地点で朱が付着した多数の円礫が約3m四方で見つかり、主体部(埋葬施設)は礫槨(れきかく)と推測。
その中からは、銅鏡(日月銘三角縁獣文帯三神三獣鏡(にちげつめいさんかくぶちじゅうもんたいさんしんさんじゅうきょう))、巴形銅器(ともえがたどうき)、銅鏃2点が出土。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドより 抜粋)