京見塚古墳(磐田市)
京見塚古墳(きょうみづかこふん)【磐田市】
磐田市国府台(こうのだい)の京見塚(きょうみづか)公園周辺では、直径47mの円墳である京見塚古墳と13基(資料によっては14基)の京見塚古墳群、そして2基の埴輪窯跡が発見されています。
京見塚古墳は、古墳時代中期(5世紀中頃)に築かれた円墳です。
墳丘基底径47m、周濠底面からの高さ8.7m、周溝の幅9mの規模。
墳丘は2段築成で、上段墳丘裾から段築平面にかけて葺石(ふきいし)が見つかっています。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドより 抜粋)
経塚古墳(連城寺8号墳)(磐田市)
経塚古墳(連城寺8号墳)【磐田市】
磐田市新貝の経塚古墳(連城寺8号墳)は、曹洞宗 三白山 連城寺の南側にあった古墳時代前期(3世紀後半から4世紀初め頃)の前方後円墳です。
経塚古墳は全長約90m、後円部径約54mで、前方部を南南東に向けた前方後円墳でしたが、明治18年(1885年)頃の東海道線附設工事で削平され消滅。
直径約4mの拳大の石を積み上げた経塚があったことから、経塚古墳と名付けられています。
墳丘上にあった「平清盛・平重盛の供養塔」は、連城寺墓地に移されました。
主体部からは、多量の朱と銅鏡(三角縁四神四獣鏡(三角縁神獣鏡)、直径22.2cm、重量1,053g)1面、鉄刀2口が出土。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドより 抜粋)
大当所古墳群(磐田市)
大当所古墳群(おおとうしょこふんぐん)【磐田市】
磐田市(旧磐田郡豊岡村)大当所の大当所古墳群は、前方後円墳1基と円墳1基で構成されています。
古墳時代中期(4世紀末〜5世紀)に築かれたと推定されますが、発掘調査は行われていません。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドより 抜粋)
西の谷遺跡(磐田市)
西の谷遺跡(にしのやいせき)【磐田市】
磐田市(旧磐田郡豊岡村)敷地の西の谷遺跡は、明治23年(1890年)に山芋掘りに来た地元住民が谷奥の丘陵斜面で2口の銅鐸(敷地1・2号銅鐸)を発見。
平成12年(2000年)、新東名高速道路(第二東名)建設工事に伴う発掘調査を実施。
金属探知機を使用した調査により、県指定文化財の敷地3号銅鐸(しきじさんごうどうたく)が出土しました。
庚申塚古墳(磐田市)
庚申塚古墳(こうしんづかこふん)【磐田市】
磐田市中泉の庚申塚古墳は、古墳時代前期(4世紀頃)に築かれた前方後円墳です。
前方部は東向きで、全長83m、前方部幅25m、前方部の高さ2.3m、後円部径45m、後円部の高さ4mの規模。
明治時代に、前方部のくびれ部から鏡2点(斜縁二神二獣鏡)、車輪石、石釧が出土。
平成17年度の境内整備工事では、埴輪片が見つかりました。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドより 抜粋)
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