韮山役所跡(伊豆の国市)
韮山役所跡(にらやまやくしょあと)【伊豆の国市韮山・国指定史跡】
韮山役所跡は戦国時代から明治の中頃まで、地方政治の中心となった場所です。
江戸時代に代官を務めた江川氏は中世から続く古い家柄で、戦国時代には、戦国大名北条氏に仕え、後に徳川家康に仕えました。
江川氏は、韮山と江戸に役所を設け、伊豆・駿河・相模・武蔵、時には甲斐にまでまたがる最大で10万石ほどの幕府の土地を、江戸時代を通じて支配してきたのです。
このように長期間地域支配と行政の中心となった場所は、全国的にもまれです。
重要文化財に指定されている建物や、古文書などが現在まで保存されたことから、江川邸とその一帯が平成16年9月「韮山役所跡」として国の史跡に指定されました。
(伊豆の国市HPより 抜粋)