和田岡古墳群(掛川市)
和田岡古墳群(わだおかこふんぐん)【掛川市・国指定史跡】
和田岡古墳群は、掛川市の西部和田岡地区に所在する5世紀前後に築造された古墳群の総称で、原野谷川が形成した河岸段丘上に立地しています。
この段丘上の南北約2.5キロメートル、東西約1キロメートルの範囲の中に、前方後円墳4基、円墳16基、方墳3基が確認されており、東遠地域における一大中期古墳群を形成しています。
これらの古墳のうち大型の円墳(春林院古墳)、全長60メートルを越える前方後円墳(瓢塚古墳・各和金塚古墳)、全長50メートル前後の前方後円墳(吉岡大塚古墳・行人塚古墳)は、歴史的、学術的観点から、平成8年3月29日に国の史跡指定を受けました。
また、行人塚古墳の北側に隣接する東登口古墳群は平成14年3月26日に市の史跡指定となっています。
(掛川市HPより 抜粋)