行人塚古墳(掛川市)
行人塚古墳(ぎょうにんづかこふん、ぎょうにんつかこふん)【掛川市】
掛川市吉岡の行人塚古墳は、原野谷川右岸(西岸)の河岸段丘東側縁辺に所在する前方後円墳です。
全長43.7m、後円部直径25.4m、西南西向きの前方部長さ18.3m、前方部幅16.0mの規模。
主体部(埋葬部)の発掘調査は、行われていません。
古墳時代中期中葉(5世紀後半)以降の古墳とされていましたが、埴輪が出土しておらず古墳時代前期(4世紀)に遡る可能性があるという。
平成8年(1996年)3月29日、掛川市各和・高田・吉岡地区に分布する有力な古墳5基(前方後円墳4基、円墳1基)で構成される国指定史跡 和田岡古墳群となりました。