磨崖仏(函南町)
磨崖仏(まがいぶつ)【函南町】
磨崖仏とは、丘陵の岸壁や巨岩に彫刻された仏像のこと。
国内では臼杵(大分県うすき)や大谷(栃木県おおや)が著名で、周辺では神奈川県箱根町や伊豆の国市(旧韮山町)がよく知られています。
所在地は畑毛温泉フジタウン内にある三宝大荒神の境内です。
像高58cmの地蔵菩薩像、径73cmの日輪とその中に梵字でキリーク(阿弥陀如来を表す)が線刻されている。
「永徳二年壬戌四月十一日」(西暦1382年)の紀年銘は町内最古の石造物を示しています。
像が彫られた大岩は二つに割れ片方に地蔵、他方に日輪があります。
(函南町HPより 抜粋)