山中城跡(三島市)
山中城跡(やまなかじょう)【箱根十城のひとつ、国指定の史跡】
静岡県三島市山中新田(伊豆国田方郡山中)にある中世の日本の城(山城跡)で、国の史跡に指定されています。
北条氏によって築城され、小田原城の支城として位置づけられる。
三島市によって当時を反映した整備改修がなされ、堀や土塁などの遺構は風化を避けるため、盛土による被履の上芝を張って保護し、畝堀や障子堀の構造が明確に把握できるように整備されており北条氏の築城方法を良く知ることのできる城跡となっている。
また、北条氏滅亡と共に廃城となったため、北条氏独特の城郭の構造を多く残していることが注目される。
- ・1930年(昭和5年)に国の史跡に指定された。
- ・1973年(昭和48年)から三島市が公園として整備をはじめ、合わせて学術的な調査もなされた。
- ・2006年(平成18年)4月6日、日本100名城(40番)に選定された。