三島大社(三島市)
本殿(ほんでん)、幣殿(へいでん)、拝殿(はいでん)【三島市大宮町】
安政元年(1854)の安政の大地震で倒壊しましたが、当時の神主矢田部盛治が、幕府に復興援助の願いを出して、沼津城主水野出羽守、韮山の代官江川太郎左衛門、小田原城主大久保加賀守らの協力を求めて、万延元年(1860)~明治2年(1869)に再建しました。
盛治は、自ら江戸の大名屋敷を訪ねて、寄付を募りました。
平成12年(2000)に、国の重要文化財に指定されました。
1番奥の本殿には、祭神が祀られています。
次の幣殿は神主がお祭りをする所で、1番手前の拝殿は、参拝する人が入る所です。
これらの建物は総欅造りで、本殿と拝殿の間に幣殿が納まっています。
全国的に見て、拝殿の大きな神社は多くありますが、本殿の高さは23mにも及び、出雲大社と並んで国内最大級を誇ります。