流鏑馬馬場(三島市)
流鏑馬馬場(やぶさめばば)【三島市大宮町】
流鏑馬神事が行われる馬場です。
三嶋大社の流鏑馬の起源は古く、文治元年(1185)源頼朝が大願成就を祈願し奉納したのが始まりとされています。
以来、明治4年(1871)に至るまで685年間、春・夏・秋と3回行われてきました。
大社西側の細い道は、馬返しの道として使われていました。
一時期中断しましたが昭和59年(1984)113年ぶりに復活し、現在では三島夏祭りの呼び物の1つになっています。
射手を務めるのは、日本弓馬会の会員で、昔の衣装に身を包み、三嶋大社境内の長さ約240mの馬場を馬で駆け抜け、60m間隔に設置された一辺約55cmの3個の的をめがけて次々に矢を放つものです。
開催日時は毎年、三島夏祭りの最終日8月17日です。