内膳堀(沼津市)
内膳堀(ないぜんぼり)【沼津市】
植田内膳については不明な点が多く、一説には原の植田新田を拓いた植田三十郎が後に上香貫の新田(今の吉田町)に居住したとも言われている。
これは内膳またはその一族であろうか、近くには三十郎新田の小字名も残っている。
植田内膳は寛永13年(1636)11月16日にこの地で没した。
墓は本郷町の霊山寺にある。
昭和3年(1928)11月、内膳の偉業を顕彰するため香貫山の香陵台に頌徳碑が建立されたが、題字は徳富蘇峰の揮毫、碑陰記の撰ならびに書は池谷観海によるものである。
また、かつての堀の取入口には取入口碑(中瀬町)が建てられている。
(沼津市HPより 抜粋)