神明塚古墳(沼津市)
神明塚古墳(しんめいづかこふん)【沼津市松長・市指定史跡】
古墳時代中期後半(5世紀後半)、海岸近くの砂丘堤上(標高12.7m)に築かれた前方後円墳です。
全長54m、後円部直径35m、後円部高さ5m、西向きの前方部幅24m、前方部高さ5mの規模。
南側の一部には幅8mの周溝があり、葺石(ふきいし)・埴輪は無し。
土器片などが出土しており、主体部(埋葬施設)は箱形木棺の周縁のみ厚さ0.3〜0.5mの粘土で覆った、推定長さ6m、幅2.8mの粘土槨(ねんどかく)だったと推定されています。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイドHPより 抜粋)