賤機山古墳(静岡市葵区)
賤機山古墳(しずはたやまこふん)【静岡市葵区・国指定史跡】
賤機山古墳(しずはたやまこふん)は、静岡平野の中心部に突き出た賤機山の南端に造られています。
当初は、標高約50m、比高差約30mの尾根上で、ここからは静岡平野を一望することができます。
賤機山古墳は、古くからその存在が知られ、江戸時代の文献にも発見の経緯等が記されています。
『駿河国志』(天明三年)、『駿河記』(文政元年)などがその主なもので、「明和年間に古墳の上の大木が大風により倒れ、根の下に穴が開いたため中に下りたところ石積みの部屋(=石室)があり、中に石櫃(=石棺)が置かれている」ことが記載されています。
(静岡市HPより 抜粋)