寿桂尼墓所(静岡市葵区)
寿桂尼墓所【静岡市葵区・市指定文化財】
静岡市葵区沓谷の曹洞宗 洞谷山 龍雲寺には、今川義元の母 寿桂尼(じゅけいに)の墓があります。
寿桂尼(龍雲寺殿峰林寿桂大禅定尼(りゅううんじでんほうりんじゅけいだいぜんじょうに))は、中御門権大納言宣胤(なかみかどごんだいなごんのぶたね)の娘です。
永正5年(1508年)に、守護大名 駿河今川氏7代目今川氏親(いまがわうじちか)の正室となり、3男4女を生みました。
大永6年(1526年)に氏親が56歳で死去すると、髪を切って翠光院寿桂(すいこういんじゅけい)と号しています。
(後に長膳院(ちょうぜんいん)を名乗る。)
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)