浮月楼(静岡市葵区)
浮月楼【静岡市葵区】
浮月楼は、かつて徳川幕府の駿府代官所があった場所です。
また、徳川慶喜が住んでいた場所としても知られ、浮月楼の門手前には徳川慶喜公屋敷跡の碑が立っています。
15代将軍徳川慶喜は大政奉還ののち、駿府代官所が置かれていたこの屋敷に明治2年(1869)からおよそ20年間隠居しました。
政治には一切関わらず趣味に没頭し、自由自適の日々を送っていたそうです。
隠居生活中、徳川慶喜が大変興味を持ったのが「写真」です。
写真家・徳田幸吉(とくだ こうきち)氏に写真撮影の技術を学び、連日のように写真撮影へ出かけていたとのこと。
浮月楼では慶喜関係の資料を見学することができます。