清水天王山遺跡(静岡市清水区)
清水天王山遺跡【静岡市清水区・市指定史跡】
清水天王山遺跡は、有度山東麓の扇状地に立地しています。
縄文時代から古墳時代にかけて生活が営まれており、そのなかでも縄文時代後期・晩期を主体とする集落跡です。
住居跡やお墓の跡などがありました。
竪穴式住居が一般的ですがここでは平地式住居が3軒見つかりました。
(竪穴式住居:地面を一段掘り下げて炉や柱を設置し、そのまわりに周堤を築きます。
平地式住居:地面を掘り下げず炉や柱を設置し、そのまわりに周堤を築きます。
)遺物包含層が何重にも存在し、縄文土器の編年研究上、特に重要な遺跡として知られています。
この地域では数少ない縄文時代後期・晩期の貴重な遺跡として市の史跡に指定されています。
(静岡市HPより 抜粋)