塔作古墳群(静岡市清水区)
塔作古墳群【静岡市清水区】
静岡市清水区(旧清水市)庵原の塔作古墳群は、古墳時代終末期に造られた、墳丘がほとんど無い19基の横穴式石室墳で構成されています。
現在の庵原球場(いはらきゅうじょう)一般駐車場付近に分布しており、残存状況の良かった古墳時代終末期(8世紀前半)の塔作8号墳が、多目的広場へ移築復元されています。
塔作8号墳の石室内からは、須恵器が出土しました。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)
阿僧遺跡(静岡市清水区)
阿僧遺跡(あそういせき)
静岡市清水区由比(旧庵原郡由比町)の阿僧遺跡(あそういせき)は、昭和8年(1933年)の台風で阿蘇宇神社の杉の大木が倒れ、縄文土器と石器が出土して発見されました。
昭和63年(1988年)と平成8年(1996年)に、発掘調査を実施。
縄文時代中期初頭から中期前葉にかけての縄文土器や、石器(石鏃、石錐、石匙、石錘、打製石斧、局部磨製石斧、石皿など)が出土。
縄文時代中期後葉の竪穴式住居跡5軒や、土坑などの遺構も確認されています。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)
尾羽廃寺(静岡市清水区)
尾羽廃寺(おばねはいじ)【静岡市清水区】
静岡市清水区(旧清水市)尾羽の尾羽廃寺は、白鳳時代(7世紀後半)に建てられた寺院跡です。
金堂跡、講堂跡、中門跡などが発見され、瓦や石造露盤が出土。
静岡県内では、古代の寺院跡(廃寺)が19ヵ所確認されています。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)
瓢箪塚古墳(静岡市清水区)
瓢箪塚古墳(ひょうたんづかこふん)【静岡市清水区草薙】
静岡市清水区(旧清水市)草薙の瓢箪塚古墳は、古墳時代後期(6世紀初頭)の前方後円墳です。
墳長約63.0m、前方部幅約20.4m、前方部高さ2.5m、後円部径30.2m、後円部高さ4.0m。
埴輪と葺石(ふきいし)は無く、周溝を有する古墳です。
廬原国(いおはらのくに)を治めていた有力豪族が埋葬された、首長墓だと考えられています。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)
秋葉山古墳群(静岡市清水区)
秋葉山古墳群(あきはやまこふんぐん)【静岡市清水区】
静岡市清水区(旧清水市)八坂東1丁目の秋葉山古墳群は、秋葉山公園周辺に分布する円墳3基で構成されています。
秋葉山1号墳は、太平洋戦争中に高射砲陣地を設置するため墳丘を削平。
平成3年(1991年)の発掘調査で、古墳時代初頭(約1700年前)の銅鏃1点が出土し周溝から土器が発見されました。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)
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