丸子本陣跡(静岡市駿河区)
丸子本陣跡【静岡市駿河区】
丸子宿が、東海道伝馬制の制定によって宿場町に定められたのは、関ヶ原の戦の翌慶長6年(1601)です。
江戸から数えて20番目の宿場町で、江戸期の宿場戸数は200戸余りでした。
宿場町には本陣・脇本陣等が設けられ、本陣は参勤交代の諸大名・幕府の役人・勅使や公家等の宿の宿泊所で大名宿ともいわれました。
建物は書院造りで、門・玄関・上段の間が設けられた広大な規模の陣屋でしたが明治3年新政府によってこの制度は廃止されました。
(手越〜丸子 より 抜粋)