上屋敷古墳群(焼津市)
上屋敷古墳群
【焼津市】
焼津市策牛(むちうし)の上屋敷古墳群は、古墳時代後期に築かれた円墳4基で構成されています。
静岡県道213号焼津岡部線(高草街道)東側の丘陵に3基、西側に1基の古墳が分布するマイナーな古墳群です。
奥屋敷古墳群(焼津市)
奥屋敷古墳群
【焼津市】
焼津市関方の奥屋敷古墳群は、古墳時代後期に築かれた円墳3基で構成されています。
猪之谷神社(いいのやじんじゃ)境内にある奥屋敷1号墳(猪之谷神社古墳)の横穴式石室から、江戸時代の安政4年(1857年)に鏡の外側に6個の鈴が取り付けられた六鈴鏡(ろくれいきょう)が出土しました。
相良城「地の神の石扉」(焼津市)
相良城「地の神の石扉」 正行院 教念寺
【焼津市】
焼津市小川の浄土宗 三宝山 正行院 教念寺には、田沼意次の相良城(静岡県牧之原市(旧榛原郡相良町))にあった、「地の神の石扉」が奉納されています。
相良藩主 田沼意次は、江戸時代中期の天明6年(1786年)に江戸幕府の老中を失脚。
所領は幕府に没収されて、相良城は廃城となり解体。
御殿や門、城の備品、城内にあった神社の鳥居まで競売にかけられました。
方ノ上城跡(焼津市)
方ノ上城跡(かたのかみじょうあと)
【焼津市】
焼津市関方の高草山中腹にある方ノ上城跡には、平安時代(11世紀代前半)の方ノ上経塚(かたのかみきょうづか)があります。
標高約230mの尾根を開墾していた人が、平安時代に経典を容器に入れて地中に埋納した経塚を発見。
円筒形の陶製外容器(経筒)と、蓋に使用していた灰釉陶器の無高台皿が出土しました。
これらは、11世紀代前半の東遠江~西駿河の灰釉陶器窯(金谷古窯跡群(島田市横岡)、旗指古窯跡群(島田市旗指)、助宗古窯跡群(藤枝市助宗)で焼かれた製品だと考えられます。
方ノ上古墳(焼津市)
方ノ上古墳(かたのかみこふん)
【焼津市】
焼津市方ノ上の方ノ上古墳(かたのかみこふん)は、横穴式石室を有する古墳です。
高草山中腹の方ノ上城跡(かたのかみじょうあと)に、地山由来の石を使用した石室が単独で築かれています。古墳時代終末期(7世紀)頃の、墳丘をほとんどもたない小型の横穴式石室墳かもしれません。
(静岡県の遺跡・古墳・城跡ガイド より抜粋)
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