サラリーマンの不動産投資の節税方法
サラリーマン投資家による不動産投資が近年増加しています。
これは銀行ローンの金利より物件の利回りが大きく上回っていることに着目し利益を得るという投資方法。この投資を成功させるには不動産の利回りだけではなく、税金対策も講じたいところです。
個人の税金である所得税は高所得者ほど税率が高くなるという仕組みになっています。
同じ不動産を所有していても、高所得者と低所得者方とで不動産にかかる税金の金額まで変わってくることになります。
つまりサラリーマンとしての給与が多い人は同じ投資をしていても不利になってしまいますから、不動産投資をする際に所得税について理解しておく必要があります。
■不動産は法人所有物件にする
サラリーマン投資家の節税方法は自身の所得をこれ以上増やさないことです。
法人名義でローンを組んで法人所有物件とすることが効果的です。法人で物件を所有すると物件の収益は全て法人のものになりますので、個人の所得には影響しません。
法人で上がった利益は法人で税金を支払うか、収入の少ない家族に給与を支給すれ、さらに節税が可能です。
また不動産は通常借入で購入することが多いですね。次のような場合は法人で不動産購入資金の融資を受けることが可能です。(金融機関によって審査内容は異なります。)
①頭金を1割~2割程度入れている場合
②給与収入の高い人が連帯保証人になって信用の補完している場合
③物件の立地や利回りが良い場合
④預金や債権などの金融資産を所有していた場合
様々な投資がありますが、同時に税金対策も忘れずに。