「株は怖い」人に債券投資
預金でも株でもない第3の投資
「株は怖い」人のための債券投資入門
預金だけでは資産は増えない、しかし株に手を出すのは怖い...。そんな投資家にオススメしたいのが第3の選択肢「債券投資」。株ほど大きな利益は見込めませんが、手堅く利益を確保できます。
債券投資とは「誰かにお金を貸して儲ける」こと。債券(ボンド)とは、いわば借金の証文のことです。国にお金を貸すのが「国債」で、企業にお金を貸すのが「社債」です。
ローンの金利と返済期日があらかじめ決まっているように、債券投資は事前に決められた満期まで持てば、一定の金利が付いて戻ってくるかが約束されています。
保有期間中、日々の値動きに悩まされ、最終的にいくらになるかも分からない株式投資と大きな違いがあります。貸した先が破綻して、借金を返せないという最悪の事態にならない限り、損失は出ません。
その代わり、投資したお金が2倍、3倍になることも珍しくない株式に対し、債券の金利は年率数%程度です。それでも銀行預金と比べれば格段に金利が高いものが多いのが魅力です。株は怖いが、預金では物足りない人にとって、その中間的な存在として有望な商品といえます。
しかし投資にリスクやデメリットはつきもの。株とも預金とも違う難しさ、弱点が債券にもあります。