ふるさと納税 拡充
2015年度から税金軽減上限倍に
故郷や応援したい自治体に寄付した場合に居住地で税金が軽減される「ふるさと納税制度」について、2015年度から拡充されるとのことです。年末に取りまとめられる「15年度税制改正大綱」に反映される見込みです。
「ふるさと納税」は現在住んでいるところ以外の自治体に2000円を超す額を寄付すれば、居住自治体の個人住民税や、所得税が軽減される仕組みで、2008年に始まりました。
年収や世帯構成により控除額は異なりますが、現行では住民税の約1割が上限となっています。これを2割にするという方向です。
また手続きに関して、制度の利用者が控除を受ける場合、現状では寄付の翌年に確定申告をする際に、寄付した自治体の領収書を添付する必要があります。
この点を見直し、寄付を受けた自治体が領収書を、国を含めた関係先に送付するような仕組みをとるなど簡素化を検討しているようです。
更に拡充される「ふるさと納税」、寄付をして節税ができる制度、積極的に利用したいものですね!