保険の確率①
消費税増税はじわじわと家計を圧迫しています。節約をするにも限度があります。
そこで今回、保険料を見直してみてはいかがでしょうか。
保険で大事な確率の罠
- 1.日本人の4割以上が3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)で亡くなる?
国民全体の死因では55%が三大疾病関連、年齢が上がればその割合はさらに上がります。
しかし年齢が下がれば死因に占める3大疾病の割合も下がります。
保険加入を検討する際は自身の年齢と3大疾病の発症率をよく照らし合わせた方が良さそうです。
- 2.3大疾病の入院日数は長期化する?
厚生労働省によると、がん患者の入院日数は意外にも短く、約半数が10日以内に退院、1カ月ほどの入院は約8割。
がんの入院で120日を超えるのは白血病の場合。
保険会社のパンフレット等で「がんで30日入院した場合」の入院給付金の支給額の例があげられています。日額1万円×30日=30万円。
しかし実際のところ30日入院する確率は5%、30万円×5%=1万5千円となります。
(参考)
【がんでの入院期間】厚生労働省「患者調査」(2011年)