リバースモーゲージローン①
不動産担保に老後資金づくり
■リバースモーゲージローン
自宅を担保に資金を借りる仕組み。
年金だけでは不足する高齢者が生活資金の足しにするほか、住宅ローンの返済や高齢者施設への入居一時金に充てるなど多様に利用されています。
老後を豊かにする手段として注目されていますが、金利の上昇や不動産価格の下落といったリスクも伴うこともあります。
リバースは「逆」、モーゲージローンは「不動産を担保にした借り入れ」という意味。
自宅を担保として差し入れてお金を借りるという意味では住宅ローンと同じ。
住宅ローンが一括で借り入れた後、少しずつ返済していくのに対し、リバースモーゲージは少しずつ借りて最後に一括で返済する仕組みです。
通常、借入金を返済するのは自分が亡くなった後、遺族などが手続きをして自宅を売却し、その代金を返済に充てることになります。金融機関は将来にわたって担保価値を維持できる優良物件であるかを判断して融資をします。