住宅ローンの付加サービス①
住宅ローン 金利以外のサービス提供
大手銀行は住宅ローンの契約者向けに金利以外のサービスを充実させています。
太陽光発電の売電収入を年収に合算できるようにしてより多くローンを借りられるようにしたり、家事代行や病児保育をセットにしたりするなど生活支援型の商品が相次いで登場しています。
金利競争が限界に達する中、金利面以外での商品の付加価値を高めて顧客を囲い込む動きが活発になってきています。
三菱東京UFJ銀行など3メガバンクは、住宅ローンの金利が過去最低水準となっており、この9月には10年固定型の最優遇金利は年1.2%まで下がっています。
長期金利の指標となる10年物国債の利回りも0.5%台と歴史的な低水準が続いており、住宅ローン金利を押し下げている状況です。
消費増税などによって新設の住宅着工件数が減少してローンの借り手も減っており、金利競争が限界に近づいているのです。
金利でなく、付加価値でローンを選ぶという選択肢が広がりそうです。