土地購入で注意する点【3】
【購入する土地のエリア決定は、実際に現地へ出向きご自身の目で確かめよう!】
土地の情報は、いまやネットや紙面などで簡単に得ることができます。
しかし法律に抵触しない限り購入者に不利となる情報はふせられている場合もあります。
土地を購入する際は、必ず自分の目でその土地を見にいってから購入することが重要です。
また、近隣住民などの人に関する情報は、ネット上には書いておらず、自分の目で確かめるほかありません。
近隣トラブルなどが多い現代において、人の情報をしっかりと把握しておくことは重要なポイントです。
町の様子や雰囲気は時々刻々と変化します。
気に入った土地を見つけた際は、朝、昼、晩といった3つの時間帯で、土地を見にいくと、その土地のことがよくわかります。
特に、夜の時間帯は、その土地の治安状態がよくわかるので、きちんと確認することが必要です。
土地を見に行く際のチェックポイントとしては、周辺環境や日あたり、騒音状態、風通しなどがあります。
周辺の土地に比べ低い土地である場合は、水はけが悪くなることが多く、雨が降ったあとの水の流れの状態なども確認すべきポイントといえます。
土地の安全性についてもしっかりと調べることが重要です。
地盤が弱い場合は、地震などで被災する可能性が高くなるので、費用を出してでも事前に正式な地盤調査を行ったほうがよいといえます。
水域を埋め立てた土地である場合は、軟弱な土地である可能性が高いので注意が必要です。
各市町村の図書館などで古地図を見たり、土地登記謄本を取り寄せて、購入前にしっかりと確認しておくとよいです。