土地購入で注意する点【6】
【土地の価格を見極める】
土地を購入するのは、一世一代の大きな買い物です。そのため、慎重に物件選びをしましょう。価格が安い土地を見つけた場合は、「なぜ価格が安いのか」原因をしっかり見極めましょう。
「土地価格が安い原因」
1、環境
暮らしていくのに、一番気になるのは、周りの環境です。
音、治安面をはじめ、幹線道路が近い、鉄道の線路や駅が近い、公園に隣接していて泥棒の不安がある、などが考えられます。
2、接道距離
価格に影響をしているのは、接道距離によるものです。
接道とは、道路とその買いたい土地が、どれだけの距離を接しているかの長さのことです。
接道距離が短いと、価格は下がります。
よく見かけると思いますが、旗竿の形の土地は接道距離が短いです。
接道しているのは、3メートルほどですが、奥にまっすぐ数メートル進むと、四角い土地が開けているタイプの土地です。
このような形の土地は、全面が接道している土地より価格は安く、購入しやすい価格です。
しかし、実際、建築物を建てるときに建築用の工作機械が入りにくいため、建築費用がかえって高くかかります。
また、土地を転売するときには、販売価格は当然 全面接道の土地より安くなってしまいます。
そういったリスクも考え、土地を見極めるべきでしょう。