土地売却する時の注意点【5】
農地を売却する際には、、農業委員会に許可の申請をして許可を得ないと 売買ができないという注意点があります。
この農業委員家の許可については、申請許可が下りるまで時間がかかりますが他にもまだ注意点があります。 その注意点とは、土地の売却をする際に売主、もしくは買主が農業委員会の許可を出す前に残念ながら死去された場合です。
農業用の土地を売却する際には、許可が必要なのは先ほども書きましたが、例えば売主が死んでしまったとすると、なんと農地売却よりも先にその土地について相続登記をしないと いけないことになっているのです。
どういうことかといえば、農業委員会には相続人が相続し終わった後に改めて、申請をして許可を得るという段取りが必要になってきます。
申請時期によっては、さらに何カ月もかかるということもあるので非常に面倒な申請になります。
農業委員会の許可申請後に売主が死亡という時にはこんな風に手間がかかることはないのですが、死亡のタイミングによっては非常に面倒で時間が掛かってしまうこともあります。
許可前には、許可の通知が来たとしても効力を相続人に受け継がれませんので、このあたりも非常に注意しておく必要があるでしょう。