土地売却する時の注意点【10】
相続の際に、こんな場所の土地を持っていても不要というような土地があると思います。
どんな土地でも土地を相続をしても毎年の固定資産税を払ったり、管理する必要がでてきますので放置状態にするわけにはいきません。
そんな場合には土地を物納して国に引き取ってもらうという手段もあると思います。
ですが、ここ最近の国も財政難の為に、そういった土地を引き取らない傾向があります。
物納できない土地なら売却してしまえば土地売却金で相続税も払うことができると思っているかもしれません。
しかしながら物納できない土地の売却は簡単にはうまくいかないのが現実です。
もちろん、あまりに今住んでいるところと土地が離れていて、管理ができないだけで、土地自体の価値が大きいなら物納も売ることも両方可能でしょう。
ですが、そういった土地の多くは山の中の山林だったり、長い間放置している空き家や売ろうとしても土地の利用が制限されているケースが多いものです。
そういった土地はなかなか購入を検討する方も少ないと思います。
仮に売れたとしても不動産業者がいろいろ処理する費用などを請求してかえってマイナスになったり、ほとんど値段がつかない価値同然だったりするケースもあります。
相続の際に利用価値の低い土地というのはそれほどまでに売買は難しいのです。