習慣にするのが楽しみな貯蓄術【8】
貯蓄で最も大切なことは、お金の流れを知ることです。
そのために家計簿を付けるのが推奨されるわけですが、これがなかなか続けられない方がいらっしゃるでしょう。
そんな方にお勧めしたいのが、用途別に口座を使い分けることです。
貯金用口座はここ、引き落とし用の口座はここ、生活費用の口座はここ、としっかり分けてみましょう。
まず収入があったらそれぞれの口座に必要な金額のお金を移動させます。
そして大きなお金を持ち歩かないようにして、足りなくなったらその都度 生活費用の口座から引き出します。
最近はスーパーでもATMがあるのが当たり前になってきていますので、よく使うスーパーがあれば、設置されているATMを無料で利用できる銀行で口座を開いておくと良いですね。
このやり方で一ヶ月生活したら、後は口座の残金などお金の入出金をメモするだけで簡単に家計簿になります。
いざ家計簿を書こうとしても時間も取られてしまいますし、数日続けるのも面倒に感じますよね。
しかし、この方法でそれぞれの口座に必要出費分のお金を分けてしまえば1日目から通帳を記帳するだけで家計簿が作れてしまいます。
通帳を見返すだけで一ヶ月のお金の流れも明らかでよくわかりますよね。
いくら貯金をしていくら引き落としされていくら買い物に使ったのかがハッキリ分かります。
後は医療費など気になるお金の出入りをメモしておけば、一ヶ月の家計簿を書き続けたのと同じです。
通帳口座を分ければお金の流れをしっかり把握することが出来ますし、何より家計簿の実績が出来、貯蓄がもっと楽しくなりますよ。