習慣にするのが楽しみな貯蓄術【12】
すぐにでも始められる500円玉貯金
すぐにでも始めることが出来る点がお勧めの500円玉貯金は、お財布に見つけたら先のばしをしないですぐに貯金箱に入れるのがポイントです。
ただ、この500円玉貯金、誰でも気軽に、はじめることが出来るだけに、途中で投げ出す人も多いのが特徴でもあります。
せっかく始めても、少し貯まっただけで使ってしまっては節約になりません。
ですから小額でも継続が何より大切です。
500円玉貯金を継続させるための3つのポイント
①市販の500円玉貯金箱は使わない
市販製品でもっともよく見かけるのは、ブリキ製の500円玉用貯金箱ではないでしょうか。
表面に500円とプリントされていたりします。
いかにも貯金するぞ!という気にさせてくれる貯金箱です。
よく出来ていて一見いいようですが、一方、中身が見えないと継続のモチベーションが途中で下がることもあります。
できれば市販品は使いません。
②普段から部屋にあるものを転用する
市販品を使わなければ、貯金箱に換わるものを自分で用意するしかありません。
その際、普段使っていて馴染みのある物を選びます。
節約とは、普段使っているお金を使わないで貯蓄に回すことだからです。
持ち物の転用は、使っていたお金の使い道を変えることにも つながるのです。
貯金箱に変わるものは大小二つ用意します。
③ATMで換金する
先ほど大小二つの貯金箱を用意するといいました。
一つは500円玉用の貯金箱です。
もう一つはそれ以外の小銭いれとして使います。
小さい方は、1円、5円、10円、5円、100円硬貨用になります。
ここに貯まったお金は、適宜ATMで500円玉に換金します。
最初は面倒に思えるこの作業、銀行なり郵便局で習慣づけますと、日銭商売でもしているような面白さを感じられたりしますよ。
いきなり500円玉を貯金箱に入れる抵抗感もなくなります。
ちょっとした工夫で貯蓄は楽しく出来ます。それが節約にも繋がり、1年後に10万円くらいは案外貯められるものです。ぜひお試しください。