ローン選びは返済方式に注意しましょう
ローン選びの際に注意してほしいことの一つに返済方式があります。
同じ融資額と金利でも返済方式によって毎月の返済額やトータルでの返済額に違いが出てきます。
よく住宅ローンで採用されている返済方式が元利均等返済と元金均等返済の2種類です。
ローンは毎月、元金部分に利息部分を加えて返済することが必要です。
元利均等返済では元金部分と利息部分を加えた毎月の返済額が一定になるように調整されています。
住宅ローンは基本的には最長35年と長期の返済期間がご用意されています。
ずっと毎月の返済額が変わらないので、長期間の返済計画が立てやすい利点があります。
毎月の返済額は変わらないのがいい方、毎月の返済額を楽にしたい方に向いています。
元金均等返済では元金部分が毎月一定になるように調整、これに利息部分を加えたものが毎月の返済額になります。
元利均等返済と比べると返済当初の元金部分が多いので、効率よく返済できる利点があります。
その代わりに毎月の返済額が多めになるのが元金均等返済を採用しているローンの注意点です。毎月の返済額が多めでもいいので、トータルの返済額をおさえたいと思う方に向いています。
金融機関によってローンで採用している返済方式に違いがありますので、選ぶときは返済方式にも注意してみましょう。