気をつけたいカードローン
金融機関が私たちの信用力を判断するときに材料にしているのが、過去の金融取引などの履歴です。
これは一般的に「個人信用情報機関」と呼ばれているところで、法律で定められている指定信用情報機関が管理しています。
クレジット系や銀行系など、所属している会社によっていくつかに分かれていますが、それぞれ連携しているので、時間差はありますが、ほぼ同じ情報を共有しているといえます。
金融機関はお金を貸す前に、必ずこの期間に問合せをしているのです。
もし過去にクレジットの支払遅延やカードローンの多重債務があると、いわゆる「ブラックリスト」に名前があるということで、信用力がガタ落ちになってしまいます。
これでトラブルになるケースがあるのが、住宅ローンを借りるときです。
長年の夢である家をいざ建てようとしたときに、住宅ローンが組めない。
こんなことがあるのです。
銀行は、住宅ローンの審査が通らなかった原因を教えてはくれませんが、多くの場合は、この個人信用情報で引っかかっています。
過去のちょっとした失敗が、夢を簡単に奪いとることがあるのです。
資本主義というお金の世界を生きていくためには、自分の信用力を落とさないことが大切です。