日本の不動産REITは天井圏
東証に上場している不動産REITは、いま株価が天井圏にあると思います。
不動産REITを所有している方は、いったん利益確定されることをお勧めしたいと思います。
理由は複数あります。
ひとつは、テクニカル指標で天井圏のサインが出ていることです。
テクニカル指標でMACDとRSIという売買判断をするには有効な指標がありますが、不動産REITの日足チャートでMACDをチェックすると、デッドクロスしているREITが多数あります。
高値圏でMACDがデッドクロスするということは利益確定サインが出たということです。
また、週足のチャートでMACDをチェックしても、2011年初旬と2013年前半と同水準の高いポイントまでMACDの位置が高い地点に上昇しており、天井圏を示しています。
そして、不動産REITの週足チャートでRSIをチェックすると、現在90近辺の水準に達しています。
過去5年間で、RSIが80を超えた局面が2011年1月と2013年前半の2回ありましたが、その後2回とも下落トレンドに転換しています。
このように、MACDとRSIをチェックすると、いまが天井圏であることがよくわかります。
もうひとつは、国債の価格と利回りです。
日本の10年物国債の価格が天井圏を示しています。
つまり、10年もの国債利回りが2%を下回る異常事態となっています。
もはや、日本国債をこれ以上、買い上がるメリットはないと言って良いと思います。
不動産REITの売買判断するにあたって、もうひとつの判断材料としては、不動産REITと日本国債の金利差が拡がると「不動産REITは買い」となり、両者の金利差が縮まると「不動産REITは売り」となると言われています。
現在は、テクニカル指標で天井圏が示されており、また、日本国債が天井圏ということから国債の金利が上昇する懸念もあります。
いまは不動産REITは、いったん利益確定が妥当な判断だと思います。
