REITは高利回りなうえに少額から不動産投資できる
不動産投資を行おうとすると多額な資金が必要です。
ワンルームマンションなら一棟のマンションに投資するより手頃な資金で始めることが可能とは言え、それでもかなりの資金が必要です。
さらに空室が発生してしまうとワンルームマンションでは賃貸収入が期待できなくなってしまいます。
売却しようとしても流動性が低いと売却がスムーズに進まなくなってしまいます。
そんなときでもREIT(不動産投資信託)なら少額から投資することが可能なので、個人投資家の方に人気を集めています。
REITではオフィスビルや商業施設などのいくつかの不動産に分散投資されています。
得られた賃料を収入源にしており、そのほとんどが投資家に分配される仕組みです。
空室が発生してしまっても他で穴埋めしてくれることが多いので分配が途切れることが少ないです。
経験豊富なプロにより運用されているので、ご自身で不動産管理する手間も無いです。
REITは証券取引所に上場されており、株式のような換金性の良さも魅力の一つです。
REITは利回りの良い銘柄がたくさんあり、利回りの低い国債に投資するより資産が増えやすいです。
その代わりにREITにはいくつかのリスクがあります。
まず一つ目は景気の悪化で賃料による収入が少なくなり、得られる分配金も少なくなる可能性がある事です。
さらに地震や火災などの災害で投資物件に被害が及ぶ可能性もあります。
REITは株式投資のように上場廃止になるリスクと倒産リスクがあります。
保有しているREITの価格が暴落してしまい、大きな含み損が発生しかねないです。
しかし少額から投資できるメリットを生かして、複数のREITに分散投資することでそういったリスクを抑えることが可能です。
REITを取引するには扱っている証券会社に口座を開設することが必要です。
最近ではネット証券でも取り扱っておりオンラインで注文できて便利です。