不動産投資信託「新光USリートオープン(ゼウス)」はお勧めです
中長期的に安定配当を得たいと考えている方に向いている金融商品があります。
海外の不動産を対象としている不動産投資信託です。
世界の不動産REIT市場においては、約半数の割合でアメリカの不動産が投資対象となっていますので、アメリカの不動産を対象とした不動産投資信託がお勧めです。
例えば、「新光USリートオープン(ゼウス)」という投資信託があります。
表面的な年間利回りは、約17%です。
なぜアメリカの不動産投資信託がお勧めなのかといいますと、いまアメリカ経済は堅調に推移しているためです。
2008年のリーマンショックからの不況から脱却しつつあります。
2014年秋には、不況対策として始まった大規模な金融緩和が終了し、2015年中には金利の引き上げが検討されています。
失業率は5%台まで低下し、雇用状況は完全雇用となる一歩手前まできています。
また、アメリカGDPの70%を占める個人消費の実態を表す、消費者信頼感指数は前回の好景気の頂点だったころの数値にまで回復しており、個人消費は好調です。
そして、同じくアメリカGDPに大きな影響を及ぼす住宅産業も堅調に推移しています。
エネルギー産業が原油価格の下落の影響で、減益決算を余儀なくされていますが、アメリカ全体の状況としては今後も拡大を続けると思われます。
アメリカ経済が拡大し続けるということは、アメリカの不動産価格は上昇し続けますし、オフィス賃料も上昇し始めると思います。
すなわち、アメリカの不動産投資信託の利回りは今後も上昇し続ける公算が高いです。
また、アメリカの不動産投資信託に投資するわけですから、為替も重要な要素です。
ドル円の為替レートは、基本的には円安基調だと思います。
アメリカは金利を引き上げ、日本は金融緩和を継続していきますから、日米の金利差が拡大していきます。
このため、中朝的な観点で、「新光USリートオープン(ゼウス)」は有効な金融商品と思われます。