証券会社のバイナリーオプション取引
証券会社では株や先物、債券、投資信託、FXなど様々な金融商品を取り扱っていますが、最近ではバイナリーオプションを取り扱う証券会社が見られます。
バイナリーオプションは為替レートが上がるか下がるか予測するだけと、従来のFXよりルールがシンプルになっています。
注文は成行注文だけ、決済注文は出さずに判定時刻を迎えると自動的に取引は終了します。
ラダーオプションと言う複数の目標レートが設定されていて、その中から予測が的中しやすい目標レートを選んで購入するタイプのオプションが一般的です。
予測が的中すれば一口当たり1000円固定のペイアウトを受け取ることが可能です。
一口当たりの購入金額は目標レートや相場状況に応じて999円までを上限に変わります。
FXでは新規注文が約定したら決済注文が約定するまで取引期間は事前に分からないです。
バイナリーオプションでは1日に回号が10回ほど繰り返されており、1回号で取引期間が2時間と予め決まっています。
購入したらそのまま放置しても最長で2時間後には結果が出ているので、お仕事などで忙しくても数分の注文時間さえあれば取引可能です。
その代わりにバイナリーオプションはFXのようにレバレッジをかけたり、スワップポイントを受け取ることは出来ないです。
上がるか下がるかだけの予測で簡単な反面、ギャンブルのように資金投入を繰り返してしまうリスクもあります。
バイナリーオプションを取り扱っている国内の証券会社は少ないですが、海外ではたくさんのブローカーがバイナリーオプションを取り扱っています。
国内の証券会社ではできない60秒の短期取引も扱っており、銘柄やオプションの種類もたくさんあります。
しかし一部のブローカーで出金トラブルが見られ、ブローカー選びはトレーダーご自身で慎重に行わないといけないです。