不動産投資の購入時に掛かる5つの費用
不動産投資では、その不動産を購入する際、不動産本体以外にさまざまな費用を支払う必要があります。
以下に、不動産を購入する際に掛かる5つの費用について、順に説明します。
- 1つ目は、消費税です。
不動産の購入では、土地部分には消費税が掛かりません。
しかし、その不動産の建物部分に対しては、8%の消費税が掛かります。 - 2つ目は、仲介手数料です。
不動産仲介業者に物件を紹介してもらう場合には、仲介手数料が必要になります。
なお、仲介手数料は、物件の価格に応じて、その上限金額が定められています。
例えば、400万円を超える不動産では、仲介手数料の上限金額は、物件代金の3.15%に約6万円を加えた金額になります。 - 3つ目は、印紙税です。
不動産を購入する場合、その売買契約書に収入印紙を貼る必要があります。
すなわち、印紙税が掛かります。
なお、売買契約書に記載する不動産物件の金額に応じて、印紙税の金額も変ります。
例えば、1,000万円超5,000万円以下の物件の場合、15,000円の印紙税が掛かります。 - 4つ目は、登記関係の費用です。
通常、購入した不動産物件の権利を保全するため、所有権を登記する必要があります。
すなわち、所有権の登記により、その不動産の所有権が公に認められることになります。
ただし、登記の申請をする際には、登録免許税を納付する必要があります。
また、登記申請の手続きを司法書士に依頼する際には、司法書士への手数料が発生します。 - 5つ目は、不動産取得税です。
不動産取得時に課される税金として、不動産取得税があります。
なお、不動産取得税の金額は、固定資産税評価額をベースとして算出されます。
まとめると、不動産を購入する場合、不動産本体価格の他に、以上の5つの費用が掛かります。
従って、不動産投資に必要な資金を計算する際には、こう言った費用も忘れないようにしておく必要があります。