親子で一緒に株式投資、3つのポイント
NISA制度などをきっかけに、株に興味を持った、という方も多いでしょう。
退職金の運用を考えたいシニア世代はもちろん、若きビジネスパーソンが投資を考えることもあるかもしれません。
ならば、親子で一緒に、株式投資を始めてみませんか?
【1.親子で同じネット証券に口座をつくろう】
ネット証券会社で取引を始めるには、口座開設が必要です。
その際、親子で同じ証券会社にしておけば、使い勝手が同じなので、ネットに不慣れな親世代が操作で困ったときに、助け舟が出しやすいです。
離れて住んでいても、電話で操作を説明してあげることも簡単です。
証券各社はそれぞれに特色があり、取引に関わる手数料も異なります。
使いやすい証券会社選びが大切ですが、そのためにはまず、ネットに慣れている子世代のほうから、情報を提供してあげると良いでしょう。
証券会社のホームページや実際の取引画面のサンプルなどを見ながら、どこの会社が使いやすいかを検討してみると良いと思います。
近くに親が住んでいる場合なら、一緒に画面を見ながら相談するのが最善かもしれません。
【2.得意なところを分担して、株式投資の成功率をあげよう】
親世代・子世代ともに株取引が初めての場合、どちらも最初は戸惑うことがあるかもしれません。
でも、親世代は長年働いてきた経験から、経済や業界の知識があって、株に必要な背景知識を既に持っている場合があります。
また、ネットの利用に慣れた子世代は、売れ筋商品や、街で人気のお店などの情報に敏感です。
お互いに補い合って、経済の動向を判断することができるのではないでしょうか。
【3.優待は賢く利用しよう】
株主優待は、株式投資の大きなメリットであり、楽しみでもあります。
株の保有数に応じて優待が増えるタイプもあれば、最低限必要な保有数を満たすだけで、優待がひとつ受けられる、という場合もあります。
この場合、親子がそれぞれの名義で最低保有数を持てば、優待を2つ受けられることになります。
そうして親子で必要な優待を融通しあうと、お得に利用できますね。
旅行好きの親は旅行券を、そして子は飲食店のクーポンを...など、上手に利用したいものです。
親子で株式投資、いかがでしょうか?
株を通して共通の話題もできるので、おすすめですよ!