返済力よりも物件価値が見られる
銀行融資では、概ね申込者の返済力というのが、とても重用視されます。
例えば安定した所得があるかどうか、お勤めの会社、勤続年数などは最初に見られる部分です。
あまり所得が安定していない方の場合は、申し込みが難しくなってしまう事もあります。
現にそれで断られている事例も、多々見られますね。
ところが、不動産担保ローンの場合は、また別の点が見られる事が多いのです。
その1つが不動産の物件の価値です。
そもそも不動産物件は、それぞれ価値が異なります。
資産価値がかなり高めと判断される物件もあれば、その逆もあるでしょう。
つまり担保ローンを取り扱っている金融会社としては、その価値の高低で審査をしている事が多いのです。
もちろん価値が高めの物件の方が、借りやすくなる傾向があります。
このためその担保商品の申し込みの段階では、必ず物件の調査が行われる事になります。
一定の基準をクリアしているかどうかが見られる事になり、それで問題がなければ借りられる事になります。
もちろん不動産の価値だけで判断される訳ではありません。
本人の返済力なども見られる事にはなりますが、それよりは不動産の物件価値の方が重視されると考えて良いでしょう。
いわゆるキャッシングなどとは、また別の点が見られる商品になります。