不動産を有効活用
近年、銀行が不動産担保ローン商品を増やしてきています。
一般的に、サラリーマンの方が不動産を担保にして借りるローンといえば、住宅ローンとなるケースがほとんどだと思います。
住宅ローンは、購入したい住宅に抵当権をつけて、担保価値の最大100%まで借り入れる金融商品です。
また、住宅ローンを借りるときは、団体信用生命保険に加入することが必須条件ともなっています。
これに対して、不動産担保ローンは、抵当権のついていない「きれいな不動産」に抵当権をつけることによって、その担保価値の60%程度を上限として融資してもらえる金融商品です。
サラリーマンの方の場合、長年にわたって住宅ローンを払い続け、50代後半の年齢になって、やっと住宅ローンを完済すると思います。
しかし、抵当権が外れた不動産をそのままにしておくのは、もったいないと思います。
不動産には資産価値があります。
ですから、例えば、何かの用事でまとまった金額の出費が必要となったときは、高金利の消費者金融を利用する必要はなく、不動産担保ローンを利用すれば、かなり金利をおさえて借り入れを行うことができます。
消費者金融の場合、金利は低くても10%程度します。
これに対して、不動産担保ローンの場合は、2015年3月の時点では3%程度で利用することが可能です。
借入金利の利便性は、不動産担保ローンが圧倒的だと思います。