分譲マンションを買い換えるときに、つなぎ融資を利用しました
つなぎ融資の事例
10年前に、新築分譲マンションを購入したのですが、2人の子供が大きくなり、それぞれ個室を欲しがるようになったため、マンションを買い換えることにしました。
それまでのマンションは2LDKで50平方メートルの広さだったものですから、妻と子供2人の4人家族では手狭となっていました。
次のマンションについては、できれば4LDKで80平方メートルの広さを探すことにしました。
そして、住んでいたマンションを住んだままの状況で売りにだして、新たに購入するマンションを探す日々が始まりました。
いろいろな物件のモデルルームを見学しましたが、6カ月くらい経過して、幸いに新築物件で希望通りの4LDKで80平方メートルの広さの分譲マンションが見つかりました。
このマンションなら、子供たちも小学校と中学校を転校しなくても済む立地でした。
一方、売りに出しているマンションには、なかなか買い手が現れませんでした。
いま住んでいるマンションが売れないと、購入資金の頭金を用意できませんし、新たな住宅ローンを借りることもできません。
私たち夫婦は悩んでいましたが、マンションを売却するために専属専任媒介契約を結んでいる不動産仲介会社の方が、「つなぎ融資」というローン商品があると教えてくれました。
これは、マンションを買い換える人が、住んでいるマンションの売却が済まない間に、先に購入する物件が見つかった場合に、購入するマンションの手付金について「つなぎ融資」するというローン商品です。
そして、売りに出しているマンションが売却できたら、それまでの住宅ローンの清算などを済ませて、購入するマンションについて新たに住宅ローンを組んで、その資金で「つなぎ融資」を返済するという仕組みです。
この「つなぎ融資」を利用することによって、希望する物件を手に入れることができました。