先物投資とその特徴
金融の商品の1つに、先物取引があります。
先物取引の歴史はかなり長く、日本ではすでに江戸時代から行われている取引方法です。
先物取引の場合は、基本的には物の値動きを用いる事になります。
例えば小豆の値動きとします。
折しも現在の小豆の値段は、9,070円という状況です。
ちなみにそれは、約2,000キログラムあたりの値段になります。
その際に、小豆を購入したとします。
例えば2万キログラムを購入したとします。
その時に必要な金額は、90,700円になりますね。
そして小豆の値段が上昇すれば、利益になる訳です。
この後に9,100円になれば、91,000円になるでしょう。
その際に売却をすれば、差し引き400円分の利益が発生する訳です。
ただし400円では面白味に欠けますので、実際にはもう少し多くのキログラム数で売買をしている事が多いのですが。
ちなみに上記の事例では、たまたま上昇しています。
もちろん小豆の金額というのは、下落する可能性もあります。
8,000円台になれば、大きな損になってしまいます。
先物には資産を失う怖さもありますので、十分気をつけて売買して下さい。
そして先物の場合は、取引ができる時間帯が比較的長いです。
株投資の場合は午前中からお昼過ぎまでの時間帯に限定されているものなのですが、先物の場合はたとえ深夜でも売買をする事ができるのです。
その時間帯の幅広さから、サラリーマンの方々には人気です。
また先物では、かなり大きな金額が動きます。
ですので短期間に、自分の資産を大きく動かす事も可能ですね。
ハイリターンが望めるのが、先物の魅力の1つです。
逆に自分の資産が大きく減ってしまう可能性もあるので、リスクには十分理解をして自己責任で取引をして下さい。